小宮山通信 Vol.2(FSC®認証)

2021/10/22

環境問題

 小宮山通信 Vol.1にてSDGs、環境保護への取組みの一つとしてご紹介したFSC®認証ですが、本日はその仕組みやサイクルについてご紹介いたします。

 まず、FSC認証には、森林の管理を認証するFM(Forest Management)認証と、加工・流通過程の管理を認証するCoC(Chain of Custody)認証の2種類の認証がございます。

 FM認証は、①環境的に適切な森林管理、②社会的な便益をもたらす森林管理、③経済的に継続可能な森林管理という3つの柱のほか、10の原則、70の基準など に適合し審査を合格した、管理森林に認証が与えられます。

 一方で、CoC認証はFSC認証された森林から伐りだされた木材や再生資源などの認証原材料が、加工・流通過程において非認証原材料と混ざることなく、管理されている場合に認証が与えられます。

 FSC認証製品の特徴として、森林管理から流通管理まで常に厳格な管理下にあるため、製品にはすべて その製品が「いつ、どこで、だれによって作られたのか 」明らかになっているためトレーサビリティ(追跡可能性)が確保されていることがあげられます。

 小宮山印刷では、FSC認証の仕組みやサイクルについて、またFSCの認証林面積とCoC認証件数、 現在の世界・日本における FSC認証に対する認知レベルの格差などを調査し、小宮山通信Vol.2を作成いたしました。

  小宮山印刷は、SDGsに挙げられる課題を全世界的な対応が求められる非常に重要な課題と考えております。


 そのため、社内だけではなくお客さまに向けても環境問題の対策の手段の一つとしてFSC認証についての正しい理解を広める活動ならびに積極的にFSC認証紙の使用を促す活動を今後とも行ってまいります。

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