ロジスティックス
EC・通販が盛んになるにつれて、このようなお声をいただくようになりました。
お客様の大切な荷物を保管から発送まで。御社の物流部門として、倉庫内におけるあらゆる作業を当社がまとめて代行致します。
アウトソーシングすることで、業務効率化やコスト削減できるだけでなく、注力したい業務へのリソースの集中も可能になります。個別具体的なご要望に合わせた最適なソリューションを提案致します。
矢尾板:サスプランニング様の設立の経緯をお聞かせいただけますでしょうか。
新井様(以降敬称略):設立は平成3年10月です。元々は、大手メーカーを含め靴の企画をしていました。今27歳になる長男が3歳くらいの頃、ベビーシューズを探すなかで、なかなか良い靴が見つかなかった時、友人が自分たちで作ることを提案したくれたんです。そこで、成長が早い子どもの足に合わせて、サイズを伸ばせる特殊な機能を持ったベビーシューズを開発しました。
矢尾板:お子さまがきっかけだったんですね。それがどうして装具用シューズを作られるようになったのですか。
新井:ある時、足に装具をつけているお子さんのために靴をご購入いただいた方から、「履けないので改良してください」とご連絡いただいたんです。お子さんに履かせたいという親御さんの気持ちを思うと、どうしても断れなかったですね。そこで、全部型取りをして作ってみたんです。
矢尾板:それで、そのお子さまにしっかり合う靴ができたんですか。
新井:はい。その靴を履いてどんどん歩いているのを見た人たちから、同じ靴が欲しいという問い合わせが相次ぎました。最初はお断りしていましたが、ドクターや同じ悩みを持つ親御さんから、ぜひにと依頼されるようになり、お引き受けすることにしました。
矢尾板:そこから、本格的に作られるようになったんですね。
新井:そうなんです。当時の装具用シューズは重くて、色も黒だけ。受け取る当日までどういう形なのかもわからない状況で、渡された靴を履くしかなかった。歩きたがらない子が多かったんですよ。親御さんたちから「ショップに行って子どもと一緒に靴を選びたい」という要望を聞いて愕然としました。障がいを持つ子どもたちには選ぶ自由がないんだと。そこからドクターや、理学療法士、義肢の方から協力を得て工夫を重ねました。お客様のニーズに応えようと試行錯誤を繰り返して今の「サスプランニング」があります。
矢尾板:それで、軽くてカラーバリエーションの豊富な現在の商品が誕生したんですね。次に、小宮山印刷を知った経緯についてお聞きかせください。
新井:妻と二人で商品の企画から設計、販売を行っていますが、販売量が増えたので、商品企画の時間が足りなくなってきていました。在庫管理と運送だけでも委託しようと考え、取引先の担当者から小宮山印刷さんを紹介していただきました。当時、並行して物流に特化した会社にデリバリーをお願いしていたのですが、様々な問題が生じていました。たとえば、装具用シューズには、片足のみでの発送の場合もあるのですが、そちらの会社では対応が難しく、顧客のニーズに応えられないと考えていました。そんな折に御社とお会いし、片足配送や箱の入れ替えなども手作業で一個一個丁寧に行ってもらえると聞いたのが始まりでした。
矢尾板:確かに、片足発送は通常の作業に比べると工程が増えますが、なんとかそのニーズにお応えしたいと思いました。何度もお打ち合わせを重ね、片足発送が実現いたしました。実際にご利用になられて他社と比べてどのような印象を弊社にお持ちですか。
新井:物を扱う上で必要不可欠な、人間と人間の間の大切な思いやりのようなものを持っているというのが第一の印象です。実務では、迅速かつ丁寧な対応だと感じています。
矢尾板:私たちも、全国各地の装具を必要とするお客さまに靴を履く幸せをお届けできるサスウォークシューズという商品に感銘を受け、日々励んでおります。
新井:本当に大切に扱ってくれ、全員一丸となって誠心誠意向き合っていただいていると感じますよ。
矢尾板:ありがとうございます。
新井:私どもはサスウォークシューズを通して、自由に歩ける身体の健康とともに、心の健康もお届けしたい。他の人のように歩けないことで自分を責めてしまう人を救いたいんです。そういう想いで良いものを作り続けてきたことで、ありがたいことにお客さまが徐々に増えていきました。今後もその想いは変わらないですね。
矢尾板:今後、弊社に求めるサービスはどういったものですか。
新井:正直、今でもとても満足です。今後も、迅速かつ丁寧に、ミスを起こすことなく商品を大切に扱っていただけたらと思っています。強いて言うなら、今後も小宮山印刷さんには、私が良い靴を生み出すために商品開発に専念できる環境を作っていただけたらと思います。保管発送のみではなく、税関手続きや搬送など包括的なサービスをしていただけるとありがたいです
矢尾板:早速、社内にて税関手続きや一時保管倉庫からの引き取り、入庫までの一連の代行を行えないか検討いたします。今後、御社が開発を検討している新商品等はございますか。
新井:21年間靴を手掛けてきましたが、すべて子供用なんです。ドクターや理学療法士、義肢の方から大人用のシューズへの要望が増えてきました。大人用には工夫しないと重くなるという課題がありますが、子どもの頃からずっとうちの製品を使ってくれている方がすでに大人になり、サイズが厳しくなってきているんですね。そういうお客さまが多数いらっしゃることもあって、本腰を入れて開発に取り組み始めたところです。また、女性向けのデザインや機能性を持たせた靴や、スーツにも合わせられるビジネス用シューズの開発もしていきたいと思っています。ですから、今後もサスウォークシューズを必要とする多くの方に商品を届けられるよう、小宮山印刷さんとは、より連携してやっていけたらと思っています。
矢尾板:サスプランニングさまが想う『みんなに優しい世界』へ、微力ながらお力添えできれば幸いです。本日はありがとうございました。
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小宮山印刷では経験豊富なスタッフが貴社に最適なプランをご提案させていただきます。
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