小宮山通信　Vol.1(FSC®認証)

2021/09/16

環境問題

FSCが注目されている？！

　世界的なコロナウイルスの蔓延を期に、世の中の仕組みが大きく変わりつつある今、2015年9月の国連サミットにて採択された「持続可能な開発目標（SDGs）」は、サステナブルな社会形成を求める機運が高まる中で、私たちの生活の中に浸透しています。ストローや容器、ビニール袋を中心にプラスチックやビニール製品は、代替材料として紙製品が普及し、その中で今注目されているのがFSC認証です。

　FSC認証とは適切な森林管理、加工・流通過程の管理によって森林の生物多様性を守り、地域社会や先住民族、労働者の権利を守りながら適切に生産された製品を消費者に届けるための認証です。消費者がFSCマークの製品を選ぶことやそのアクションをより多くの人に知ってもらうことが森林保全につながり、持続可能な社会形成に貢献できる仕組みとなっています。小宮山印刷では、「印刷業を通して社会に貢献する」という経営理念に基づき、SDGsが全世界共通の課題として設定される以前から、社会や環境に与える影響を考慮して、森林破壊、地球温暖化などの気候変動といった様々な環境問題への対策を実施しており、その一環として2007年8月よりFSC®-CoCを取得しております。

　名刺や封筒など、社内の印刷物への利用にとどまらず、社会に広く認知してもらうためのチラシを制作し配布するなど、これからも持続可能な社会を目指して取り組んでまいります。